わたしの豹変ぶりにあっけにとられているのは、二年坊たちだけではなかった。
当然のこと、一年生のほうも唖然としている。
しかしこのくらいのことで驚いてもらっては困る。
以詰面学園中等部三年、白井美咲の追撃は止まらない。
「ていうか哺乳類じゃだめかな?爬虫類?ハエとかでもいいわね。
あ、そうだいっそのこと進化の原点とか。プランクトンとか」
そこまで言うと、ようやく我に返ったらしい二年坊が物凄い目つきで睨んできた。
しかし悪いが、時沢の冷凍ビームのほうが万倍怖い。
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