……はしゃいでいるのは君ではないのかね?


と、思いつつもわたしはカバンから未開封の水鉄砲を取り出す。



「へぇ……『熱湯も入れられる!耐熱ウォーターピストル‼霧吹き用の銃口』ねえ…………」



ショーちゃんの声が少し震える。



「なあ美咲。ひとつ聞いていいかな?」


「なによ」


「……お前、こんなの買って何するつもりだったんだ?」



何が言いたいのだ、この坊やは。