「未玖のそのぬいぐるみ、一発でとったんでしょ?いいなー。」

と言って渚は未玖の手にある人気キャラクターのぬいぐるみを指した。


未玖がずっと手に持っている人気キャラクターのぬいぐるみ。


未玖はユーフォーキャッチャで1発でとったのだ。

「たまたまだよー。偶然引っかかってとれただけだってー」


「いいなぁー。私は500円も使ったのに何もとれなかったよ」

渚は深いため息をついた。




渚は5回もトライしたのに1回も目標物にすらかすってもなかったので渚の馬鹿さがよくわかった。




3人、夕暮れの帰り道を歩く。