新しいクラス。

教室に足を入れる。

自分の席に座る。

座った瞬間、後ろの席の男の子が

「オレの名前、悠海!
よろしくな!」

と声をかけてきた。

私も慌てながら

「よ、よろしくね!私、美恋!」

と自己紹介した。

彼を見たとのき私の心は少し

キュンってなった。

(なんだろ。どくんって。感じた。)

私はまだ知らなかったんだね。

君のとこを何も。全く知らなかったんだね。