「…」 どうしよう、顔見れない。 入ってそうそう、あたしは下を見ながら席まで走った。 しかも本気ダッシュ。 『恋』って自覚したら恥ずかしくて恥ずかしくて。 「…ふぅ」 息をつく。 よかった、へましなかった。 ここからは、ただ挨拶するだけ。 笑顔で声をかけるだけ…。 「…」 無理!!