凛「ついたついたー。ここ!たぶんもうあいつら来てるんじゃないかな。明音が遅かったから。」

んなっ!!

明「すいませんねーっ!遅くって。」

凛「ははは!冗談だよ冗談!」

もー。うわ…なんか緊張するな…

ガラガラ

凛「えーっと。いたいた!よ!榎本!俊也!」

亮「おぉ!…うっす。」

うわ。睨まれちゃった…どうしよ…

俊「おー凛!…ん?その子は?」

凛「俺の新しいオトモダチ♪中園明音!明音こっちが萩原俊也(はぎわら しゅんや)。んでそっちが榎本亮介(えのもと りょうすけ)。」

俊「おーよろしくな」

亮「…(ぺこ)」

…うわ榎本さんやっぱり超睨んでる!!

明「り、凛!私やっぱり帰るね!!」

凛「は!?今来たばっかじゃん!?」

明「いやだって迷惑じゃん?私1人入ってきても。」

そうだよ。知ってる人だけで話した方が話しやすいよそりゃ。

俊「ん?俺らが?全然迷惑じゃねーよ。せっかく来たんだしいなよ。な?榎本」

亮「…まぁ。」

いやぁ。帰ってほしいでしょ。榎本さん。

凛「あ、もしかして榎本のこと!?こいつただの人見知りだから!すぐ慣れるから!」

榎「う、うっせーよ。」

そうなの…?

明「い、いいんですか…?よろしくおねがいします。俊也さん、榎本さん」

亮「…うっす。あー榎本でいいっすよ。」

俊「俺も。俊也でいいよ。あと同い年だし敬語やめな?」

明「わかった!ありがと榎本!俊也!」

それから5時間ぐらいしゃべりにしゃべった。俊也は大人でまとめ役。榎本は話がおもしろく、リーダーっぽい人だと思った。
俊也と榎本は同じ学校の1組だそうだ。3人とも同じ中学でサッカー部だったらしい。