「え！？エルフなんですか！」

カル「お嬢ちゃんエルフを見るのは初めてかい？」

「はいっ！ってそんなことより治療しますね」
「スキャン・・・」

患部が赤く腫れている・・・。
神経を傷つけないように・・・。

「ヒーリング・・・」

パァァァ

カル「おぉ。こんなきれいなヒーリングを見るのは初めてじゃ」

サファ「先程も思いましたがリィーンは聞いたことのない呪文を使うのですね」

「へ？えっと・・・」

ザル「リィーンの村ではそういう呪文なのか？」

「そ、そうなんです！」

サファ「なるほど・・・。ザルーグちょっと・・・。」

「？？？」

カル「お嬢ちゃんは見事な癒し手じゃのう」

ピコン
ステータス（リィーン編）
称号：【黒の魔術師】・【黒の癒し手】

（称号が増えてる・・・。）

サファ「リィーンちょっといいですか？」

「何でしょう・・・？」

ザル「悪いんだがこれから俺達についてきてもらえないか？」

「はい？意味がわかりません・・・。」

サファ「ザルーグ！はしょりすぎです！」

ザル「お、おぅ。」

サファ「申し訳ない。訳しますとあなたの癒し手の力を見込んでお願いがあるのです。私達についてきてもらえませんか？私達は帝都というところの騎士をしているのですが今ちょうど戦争をしていまして癒し手の力が必要なのです。」

「・・・戦争？」

サファ「戦争といってもそんな大きいものじゃありません。」

「怪我をしている人がたくさんいるのですか・・・？」

ザル「あぁ・・・俺達の国の癒し手だけでは助けきれないのだ・・・。」

「・・・怖いですがわかりました。私でよければ・・・。」

サファ「本当ですか！あなたのことは私達が責任をもって守ります。」

ザル「リィーンありがとう。」

「いえ、私でお力になれるのでしたら喜んで」

カル「お嬢ちゃん気を付けるのじゃよ。辛くなったらいつでもワシのところに来ていいのじゃぞ」

「ありがとうございます。カルフールさん。」