櫂洋介


「う、うわぁぁぁぁぁぁ!?!!」

「な、なに!?」



それはある夜の出来事。
妙に変な音がすると思って、起きた時。


……嫌な予感がする。
このカサカサカサって音。
聞き覚えがある。

まさかまさかまさか…



明かりを灯した時、ベッドの側にいた黒いあいつ。
それを見た俺は悲鳴を上げた。



それを聞いた俺の彼女は跳び起きる。
俺はそんな彼女に抱きついた。