はじめまして!
Riy.sです(Riyはりぃと読みます)

『12日間のLove Story』、いかがでしたでしょうか。


この話は、今から約2年前に私が実際に体験したことを物語にしたものです。
(登場人物の名前は全て偽名を使っているのでご了承ください。)
晃佑のことは、入学した頃はなんの接点もなく、ただ存在を知っているだけでした。多分、晃佑もそうだったと思います。
しかし、''ちょっとしたキッカケ''から話すようになり、距離が縮まりました。
入学当時の自分からしたら、何であんな男と!?みたいに思うかもしれませんが……(笑)
でもすぐに離れていきました。
あのまま次の年もほとんど関わりがないまま過ぎていきました。
その間に今の彼氏と''ちょっとしたキッカケ''から話すようになり、好きになり、付き合い始めました。

だけど、さらに次の年。
なんと同じクラスになって、班も同じになったんです!
これがキッカケで普通に話せるようになりました。



この物語で伝えたかったことは、これです。
人生は''ちょっとしたキッカケ''の出会いで溢れています。
晃佑の場合はテストの勝負、今の彼氏の場合は席替えで隣になったことというように、それは人それぞれでいつやってくるかわかりません。
そして、この同じに世の中に生きている限り、絶対関わらないだろうという人とも''ちょっとしたキッカケ''で関わるようになる可能性だって皆無ではないんです。

しかし、その反対だってありふれています。
生きている限り、出会いには別れがつきもの。
それはもう関わりを断つということかもしれませんし、一生会えない存在になってしまうことかもしれませんが、永遠なんてないんです。
それを晃佑への恋で思い知りました。
告白をOKされたときは晃佑といつまでもいられるような気がしてました。
だけど実際には2日でフラれました。
それから関係が全くなくなったわけではありませんが、あのときのような関係にはもうなることはないでしょう。
今の彼氏とも一生を共にしたいと思っていますが、それが叶ってもいつか死という別れが来ます。
でも、別れがあっても、人は立ち直ることができます。
一人では無理かもしれませんが、いつか、誰かの手を借りたり自分自身で突破口を見つけて、新たな出会いや別れと向き合うことができるようになるのです。

だからこそ、新たな出会いを、別れを恐れずに、今この瞬間を大切にしなければならないと思います。
いつでも新しい出会いがありますが、いつ別れが来るかわからないんです。
別れだってありますが、この世界は出会いがたくさんあるんです。
その出会いや別れは気にしなければ記憶にすら残りませんし、大切にすれば死ぬまで残ります。
別れによる心の傷は一生残るかもしれませんが、新たな出会いが、その傷を少しでも癒やしてくれます。

だったら1度しかない人生、人との関わりを大切にしたほうが生きる意味が生まれるのではないでしょうか。
確かに、人と関わることで傷つくこともたくさんあります。
それに、人は生まれたら死ぬ運命、宇宙の長い長い歴史から見ても、広い世界全体から見ても、私たち一人ひとりはちっぽけな存在です。生きてる意味もないのかも、と思ったこともありました。
でも周りの人たちに、自分がいたことで幸せになってもらえたなら、楽しい、嬉しいと感じてもらえたなら、それは生きる意味の誕生です。
出会いや別れを大切にすることで人生は有意義なものになる、ということを晃佑との出来事から学びました。


長くなってすみません。
物語の最初から、自分が感じたことを淡々と綴っただけになってしまいました。
文もおかしくて、言いたいことが伝わってるかもわかりません。
だけど、この物語が一人でもいいので誰かの心に残ってくれると嬉しいです。
私はこの物語を通して、読者の方と出会い、生きる意味ができるんですから。





最後に。
1日1日、人との関わりを、大切に。





2017.01.13 Riy.s