「離して!!助けて!知也」
痛い、、体を殴られる
「……うるさい、黙れ結花」
私の心が壊れていく
お願い嘘だと言って!
「死ねよ、、」
知也の放った言葉で私は壊れた─────
「いやっ!!」
ガバッ
カーテンが開かれる
「佐原さん?」
「……く、くすのきせんせ?」
ゆ、夢か
私は額に手を当てた
なんか楠木先生と見つめ合ってたら気が遠くなって……
「汗凄いけど…、大丈夫?」
ほんとだ、ビショビショじゃん
帰ったら即、風呂だな
「タオルありますか?」
楠木はタオルを戸棚から出して渡してくれた
「すみません…、ちょっと怖い夢を」
あーー、何やってんだろ私
時計をみると16時30分
きっと起こしにきてくれたんだろう
「帰りますね」
私はタオルを返却し布団を畳んで鞄を持った
「あぁ、気をつけてな」
「ありがとうございました」
私は恥ずかしくて、目を合わせなかった
先生なんであんな事したんだろ……