「あ!お帰り、渡せた??」







「…う、ぐすっ、こわかった、ムカつく」





もう無理…

涙が溢れてくる



私の心はゲリラ豪雨
 








「え?!ちょっ、、結花?」




落ち着いてから、さっきの出来事を話した









「…先輩に絡まれて、モテ王子に助けられて、弁当渡そうとしたら先輩に……」



コクコクと頷く




キンコーンカーンコーン








最悪だ、チャイムなっちゃった






「保健室行く?」






目が腫れてるし、教室には戻れないだろう




「うん」


「りょーかい」



私達は荷物をまとめて保健室に向かった