朝食───────
「さっさと食え、冷めるぞ」
目の前におかれた朝食
「神t…じゃなかった、りゅ、琉斗ってご飯作れるんだ」
あ、危なかった 神谷はアウトだったな
何されるか、たまったもんじゃない
「いっただっきまーーーす!」
あぁ~、うまいよお前たち~
何?!この卵フワフワなんですけど?!
み、味噌汁やばっ!うまっ
「…お前心の声だだ漏れ」
目の前に座っていた琉斗
笑ってるし
爽やかオーラ全開
世の女はイチコロだな
私は違うけど…
「どこから?」
「最初からダダ漏れ…色気より食い物だなお前」
そのセリフ最近いわれたぞ?
「ねぇ、琉斗って学校いくと性格変わる?」
「変えてるつもりはねーよ、女子はめんどいな
でもお前は違う」
おぉ、新たな一面発見
ってか私は違うってどーゆことよ
「ふーん、…ごちそうさまでした!」
食べ終わり、台所に食器を持っていって洗っていると
「明日はお前が当番な」
「……」
押し黙る私
グイッ