ー…えー…と、そんなこんなで出かけることになった赤ずきんちゃんは、一人でおばあさんの家に向かっています。





「一人じゃないわよ。」



え…?



「もうすぐしたら下僕ができるもの。」


し、下僕……?
え、そんなシナリオないで…「がおーーっ!」…えっ、ちょっ、まだ出番じゃないですよ?!



「ほら、きた。」



…え?



「そこの赤ずきん、美味そうなもん持って……バンッ!!……」




…?!?!バンッ?!バンッてなんの音ですか?!



「銃だけど?」


「なんで持ってんだよ!」

そうですよ!



「護身用よ。
それより狼さん?これからおばあさんの家に行くのだけど、付き合ってくれるかしら?」

「なんでオレが……」


「あら、ごめんなさい。次は狼さんの頭ぶち抜きましょうか?」

「スミマセンでした。是非、ご一緒させて下さい!」



……え、いいの、これ?


「いいのよ、だから早く物語進めなさい。」



マジですか…。
えー、…狼さんが仲間に加わり赤ずきんちゃんはおばあさんの家にまた向かいました……?