『あ…あたしは…智哉の事が好きなんだよ…!!!?』




あたしは何も考えずに告った…こ…告ったのかな…?






ギュッ






智哉はあたしを抱き締めてきた。



へっ?



そう抱き締めると、智哉は俺様スマイルを浮かべた。


「そぅ?何だ。」



な…何それ…。

やっぱり…あたしの事…遊びだと思ってたの?






…そうなんだ…。






智哉は平気で、好きじゃない人とキスするんだね。

最低だ。



馬鹿…。

『バ………。』







チュッ







「俺も好き。」

嘘…。

智哉…。



甘い甘いキスがあたしをとろけさせる。



あたしは少し唇を離して、

『ほん…と…?』

信じがたい…。でも嬉しい…。