「手に入るのが難しいほど、手に入れたくなるっていうしな。」


それって計算外!!


「まあ、俺、偉いから、御前の成績も無理矢理下げる事もできるけど?」



へっ…☆せ…い…績ぃー………。


『そっそれはダメ!』

ただでさえ、親に成績期待されてるんだから、これ以上成績落とされたらどうなることか…。



『じゃ…分かった。』

今は先輩後輩関係なくタメで話してます。

じゃないとこれから大変です…。



『…ていうか本当に先輩ってあたしの事好きな訳?』


「…わかんねぇ。軽く遊びかもな。」


何それっ?ありえない。





そうして成績の事で追い込まれ、無理矢理彼女になった梨恵であった。