ある日僕は友達と遊んだ。
クリスマスが近いから外に出るとどこの家もクリスマスの飾りがしてある。
イルミネーションがキラキラしてて綺麗だ。

「もうすぐクリスマスだね」
誰かがクリスマスの話をし始めた。僕は少し不機嫌になりながら話を聞いていた。

「クリスマスプレゼント何を貰う?僕ねヒコーキがいいなぁ」
「僕木の車-」
「私くまのぬいぐるみ-」
「ショーンは??」
「僕は天体望遠鏡かな」
「そっか。ショーン星好きだもんね」

僕は前から欲しかった天体望遠鏡を母さんに頼んだ。
母さんは「サンタさんが届けてくれるよ」と僕に言った。
母さんまでそんなこと言うのか…とすこし母さんのことを馬鹿にした。

「サンタさん来てくれるかな-?」
「来てくれるよ-サンタさんだもん」
「悪い事してなきゃ来てくれるよ。ね、ショーン」
「…僕は来ないと思うけどな」
「ショーン悪いことしたの?」
「してないけど…。僕はいつも母たちから貰うんだ」
「ショーンのところは来ないの??」
「サンタさんが家に来てる所なんて一度も見たことないよ」
「そりゃ僕だって見たことないよ」

僕の言葉にみんな首をかしげて不思議そうに僕を見ていた。