「彩音ちゃん、綺麗だね」

「ありがと・・・でもどうして・・・」

驚く私に続々と入ってくる親族。

「もういいんじゃない?教えても・・・」

「そうだな」

すると永遠兄が『俺達がサプライズで企画した彩音と竜の結婚式だ。今日は貸切だ』って呟いた。

「・・・うそ・・・」

するとお爺ちゃんが『身内だけだからな。彩音。おめでとう』と・・・。

出席者は北条家、泉家、立木家。

そして竜が育った施設の方々だけと知った。