そのためパーティーの招待状の返事は私がやっている。
もちろんお父さんにもお母さんにも執事さんとかメイドさんはいるんだけど、将来宮本グループの一員になるからには今から覚えておかないと!
あたしは何十枚もの招待状の返事をひたすら書いた。
「よし、これで最後!」
最後の1枚の返事を書いた。
《大倉家親睦パーティー 》
これは毎年参加しているパーティーだから、これは確実に出席。
あたしも無礼のないようにしなきゃ。
....とはいってもなぁ....
「はぁ…」
「どうした?....あぁ、大倉家か。どうせお前はあのお坊ちゃまの事でも考えてるんだろ」