「ふぅ…」


呼吸を整えて、応接室に入る。


「すみません、お待たせいたしました」

それと同時に執事さんやメイドさんがみんな退室した。


な…なんでぇ!?



「待ってたよ彩音ちゃん♪…邪魔なのが1人いるみたいだけど」


!?


「それは失礼。大倉のお坊ちゃん」



「お前さぁ…相変わらずだな」


え??


「お前が宮本家に何の用だ」


え?あ…
え?なになに?


「しゅうに用事じゃねぇよ!俺は彩音ちゃんに会いにきたんだよ♪ね?彩音ちゃん♪」


「えっと…そのぉ…2人は仲良しだったの?」