「みさき!おはよ!またお前と同じクラスだったぜ」
(………え、あたし?だれ??)
「は、また同じかよ。」
「そんなこと言っといて本当は嬉しいくせに〜」
「あ?お前ふざけてんのか?死ね」
「死ねなんて言葉使っちゃだめだよ〜三崎くん」
「きもっ!やっぱお前一回死ね」
「死ねなんて言葉使うから本当三崎は‥友達たくさん作れよ?」
「友達なんて俺には必要ない。」
「実は俺しか友達いないんだろ?」
「・・もう、俺に構うな。」
(なんだ、あたしじゃなかった。しかもあたしと同じ名前‥。でも、男子か…)
はっ!!!だ、ん、しぃーーーーー!!!!!
おえ!!やばい、吐き気が。気持ち悪い…!!
フラッ!!
ガシッ!
「おい!!大丈夫か?!」
(男子…?!)
うぐっ!
「おい!こいつ失神したぞ!!俺が保健室連れて行く・・・・・・・・・・」
【ここはどこ?あたしは誰?】
【ここは地獄。おまえは幽霊。】
【あなたは誰?】
【俺は悪魔。おまえのことがす・・・】
【す??】
プツッ!!
はっ!!ってここは?
「あ〜!この子起きたよ〜三崎!!」
(え…)
「起きたか。よく眠っていたな。」
「あ!!ああああああああ!!!!!悪魔?!」
「ぷっ!三崎のこと悪魔だって〜う〜け〜る〜」
「お前な!人がせっかくここまで運んできてやったのに、人を悪魔扱いするとはいい度胸だな?あと、翔は黙ってろ。」
「はぁ〜い」
ひぃぃぃーーーーー!!!!!やばい男子?!!
どうしよう‥。助けてもらったのに悪魔扱いしちゃった。でも、話さないわけにもいかないしな。
「す、」
「す?なんだ、とっとと言え」
「すまん」
「は?それどう考えても謝る気ないよね」
ひぃっ!!!どうしよう。怖い、吐き気が…また倒れる…!
フラッ‼
ガシッ!
「お前また俺の前で倒れる気か?ふっ、そんなことさせねえよ」
覚えてる。この感じ…
さっきと同じ光景。
って、あたしの手が!握られて…
プツッ!!
【す?】
【すまん】
え?さっきのと似てる‥!
男子とあたしの会話(逆になってるけど)
【悪魔ー!!また、会える?】
【ああ。会えるさ、絶対にな。】
ニヤッ
プツッ!!
また、夢か。でも、悪魔男子に似てるような…それに最後不敵な笑みを浮かべていたような…
「お前さっきはよくも!!」
「き、、、」
「き?」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「は、おま…?!何で叫ぶんだよ!?」
いやぁ!男子いやだ