遠い昔、東方信州に華花山という山がありました。その頂には卵のような石がありその石に光が射すと一匹の猿が生まれました。
その猿は他の猿の群れと仲良くなり、度胸を讃えられ猿たちの王になり美猴王と名乗りました。
その猿はあるはひ一匹の猿の死によって俺もいつか死ぬんだと悟り、仙人の弟子になり不老長寿の術を覚え、その他色んな神通力を教わりました。その猿は美猴王の名前を改め孫悟空と名乗りました。
そして、龍王界では武器を盗んだり天界では桃を勝手に食べたりして、悪さを働きお釈迦様から五行山で五百年の難にあわされました。五百年のときがたち、旅の途中の僧侶、玄奘三蔵に出会
孫悟空は玄奘三蔵とともに天竺の旅に行くことになりました。
その途中、猪八戒、沙悟浄という妖怪もお供に加わり旅はにぎやかになりました。
そして、山あり谷ありの旅だったが、その都度困難に乗り越えて、一行は無事天竺つきましたとさ。