その後、すぐに温かいお粥が運ばれてきた。

ハルトさんが急いで伝えてくれたんだと思うと、心が暖かくなった。


どうしてもスプーンが上手く持てずに苦戦していた私。
見かねたルイさんに手伝ってもらい、なんとかお粥を食べきった。


『さ、ユメカちゃん。病人は早く寝て、ゆっくり休みましょう。』

そう言って布団をかけ、頭を撫でてくれたルイさんに安心し、私は目を閉じた─────