だ、大丈夫…



目を瞑っていれば、何も見えないし…



「あれ~?つぐみん、ゆんちゃんは?」



「ゆ、ゆんちゃんはね、体調が悪いから下で待ってもらってるの」



「ふ~ん…じゃあ、つぐみんは乗れるよね」



「う、うん…」



私は冷や汗ばっかかいている



だ、大丈夫…



平常心…平常心…



内心は『乗りたくない~、乗りたくない~』なんだけどね…



でも、今は生徒会長の目もあるし



ギャーギャー騒いでも駄目だもんね



あっという間に私たちの番に…



平常心…平常心…



しかし、何で私の隣が生徒会長なの?



しかも、何か睨まれてるし…



私、何かしました?