あっ…そう…
そこには新聞部にいた双子が立っていた
「で?あなたたちも私に何のよう?」
「それはねー」「それはねー」
ああ、なんで一々そんな風に喋るのよ!!
「「つぐみちゃんの失恋の傷を癒しに来たの♪」」
グサッ
その言葉で体のどこかに槍が刺さったような気がした
な、なんでこの子達がそのことを…
「な、なんで…?」
「だってすっごく落ち込んでたじゃん♪」
「つぐみちゃんは元々勉強はいい方じゃないから落ち込む理由はこれしかないと思って♪」
し、失礼な双子…
まぁ、本当のことだけど…
「じゃあ、放っておいてよ」
私はプイッと双子から顔を背けた