やっと終わったのか夕日が落ちた頃…



ふっ、真っ暗ですね…



私は鞄を取りに行くため、生徒会室に向かおうとして、廊下の角を曲がったら…



黒い影が…



も、もしかして…



ゆ、幽霊!?



私はビクビクしながら、来た道を戻ろうとした




「おい」



はひ…?



このお声は…



「か、会長…?」



黒い影はなんと会長でした



てか、なんで?



いっつも先に帰っちゃうのに…




「お前、遅い。片付けだけで何時間掛かってるんだよ!」



「す、すいません…」



あんたが押し付けたのが悪いんでしょう!?



なんで私が謝ってるのよ!!