私は匂いに吸い付くようにフラフラとカレー屋台に向かった




その時…



「おっ、つぐみはっけーん」



へっ!?



発見!?



ついに見つかったか?



って…



「竜彦か…」



「なんだよ、その薄いリアクション。お前のためにわざわざ来てやったのに!!」



「別に来なくても…」



竜彦は変装でキャップを深く被っている



「しっかし…お前なんでそんな格好してるんだ?」



あっ…



竜彦が私のウィッグを取った



や、やば…




「川神つぐみはっけーん!!」



やっぱりぃぃぃーーー!!




私は急いでその場から逃げた



竜彦帰ったらぶっ殺す!!