「な、何故にメイド喫茶?」



秋葉原まで行って、何故かメイド喫茶に行かされた




「だって、メイド可愛いじゃん」



か、可愛いけど…



普通はこういうところでお話しないよ~



なんか黄鳥先輩といい勝負…



「で、何か食べる?」



裕未ちゃんは私にメニューを渡した



「えっ…じゃあ、レモンティーといちごタルト…」



「わかった」



裕未ちゃんはメイドさんを呼んで、注文をとった



き、緊張するな…



こんなとこ初めてだもん




「で、話なんだけど…」



裕未ちゃんはココアを一口すすった



「つぐみちゃん、勘違いしないでね。私と謙はただの幼馴染だから」



へっ…?



「だから、私も謙もお互いに特別な感情はないの!」



「へぇー…」