は?



生徒会長のファンクラブーーー?!




「な、なんで会長のファンクラブの連中が私に…?」



私はパニくった



いったい全体どういうことーー!?




「落ち着け。いいか、あいつらの目的は生徒会員になって少しでも俺に近づくことだ。だが、生徒会員になることはそう安易ではない。なぜなら、この学校の生徒会員は全員テストで順位が高かったものと決まっている」




「は、はぁ…」



それはよーく存じ上げております



それで何故私に…?




「まだわからないのか?お前のその小さな脳細胞じゃ、この生徒会に入ることは不可能に近い。だが、お前はこの生徒会に雑用として入っている。それが原因だ」




……?



い、意味がさっぱり?



確かに不可能に近いけど…



そもそも雑用になったのは生徒会長が無理やり…




「つまり、馬鹿なお前が生徒会に入ることで俺のファンクラブの奴に怒りを売ったってことになる」