私は口をパクパク
だって…
母さん、8月末までは仕事で追われてるって…
なのに…
「なんで、目の前に?」
「久しぶりに、つぐみに会いたくなったの♪やっぱ実の娘だから」
母さんは親父ほど過保護ではないはず…
「だから、今日はつぐみの好きなものなんでも作ってあげる」
「じゃあ…「パンケーキとミルクティー」
誰かが私の頭の上に重たい腕を乗せた
・・・・・・
「あら?竜彦も帰ってきてたの?」
「今さっき。それより、腹減った。俺何にも食ってねぇもん」
「重い…」
「んっ?あぁ、つぐみ。ちっこくて見えなかったし」
なわけないでしょ!!
じゃあ、この腕は何なのよ!!
退けてよね!!
私は竜彦の腹に一発蹴りを入れた
案の序、竜彦は奇妙な声を出し、倒れた