・・・・・・
ど、どうしよう…
私は今、会長から渡された参考書と睨めっこ中
まったく、わからない
会長は今、下でお姉さんの弥生(ヤヨイ)さんと夕食を作っている
私は夕食までに会長が作った問題を参考書と共に終わらせなければならない
参考書の表紙に『馬鹿でも理解する超優しい参考書』と書いてあるが、まったくわからない
つまり、私は馬鹿よりもっと下レベルってわけっすか…
というわけで終わらせることは不可能です
あぁ…
会長に殺される…
ガチャ
その時、部屋のドアが開いた
ドアの前に立っていたのは…
「……」
「……」
超生意気な会長の弟でこちらも超生意気な夜君
が、こちらを見てます