「お年は?」



「今年で中2です」



「そうなの?中学のとき、つぐみちゃんにお世話になったの?」



「いいえ、つぐみ先輩とは僕が小学6年のときからお世話になってます。何度も家に遊びに来てくださる、優しい先輩です」



情報入手、『家族公認』『結構前から知り合っている』




「そうなの、例えばどんな用件で?」



「えっと…よくゲームとかして遊びます。後、父の仕事のお手伝いをしてくれます」



「へぇ…家以外で遊んだことある?」



「はい!よく、先輩から買い物に誘ってくれました」



情報、『お誘いはつぐみちゃんから』



「つぐみちゃんってすっごく優しいでしょう?」



「はい、それはもう天使のような方です」



薫は目をキラキラさせていた






「せ、先輩…これはもう確定では…」



「ま、まだよ!ゆんちゃん、次は確実に聞いて!」



黄鳥がヒソヒソと結乃と作戦会議





「最後に聞くけど、つぐみちゃんとの関係は?」



「あー…それは…」