「やっぱり、怪しい…あの子、きっとつぐみんの何かに値するんだよ」



「何かって?」



「それはやっぱり、あの子本人に聞かなきゃ…ゆんちゃん、お茶」



「は、はい!!」



ますます不安がつもる生徒会一同



これ以上、生徒会長が不機嫌になるとやばいことになる



だから、何としてでもあのことつぐみの関係を調べるらしい





「うわぁー…紙がいっぱいー。すごいすごーい!!きっと敵の情報とかが書かれてるんだ。さすが、つぐみ先輩!!」




「あのぉ…」



「はい?」



「お茶…飲みますか?」



今から生徒会員の作戦がスタートです




「お茶ですか?これはかたじけない。喜んで飲みます」



薫はそう言い、ソファに座ってお茶を飲み始めた




「名前はなんて言うのですか?」



「萩宮 薫です!!」



作戦はまず結乃で質問攻めをする



結乃は元々おっとりしているから、質問しても誰もなんとも思わない



そして、数々の質問の中にさりげなーくつぐみとの関係を聞き出すという寸法である