「つぐみんのお友達?」
「うん!てか、中学のとき後輩!ちょっと、話してくる!!」
私は急いで生徒会室から出た
「後輩ってことはヤンキーー!!生ヤンキー!!」
「いやぁ、あれじゃあヤンキーには見えないだろう」
「なんで?」
「だって、どう見てもヤンキーには見えない格好してるし」
「あっ、本当だ。あれっ…よく見たら…男の子…?」
その言葉で生徒会員のみんなは固まった
「え、え、えぇぇぇぇぇぇーー!?もしかして男!?つぐみんの彼氏!?」
「こ、こら!!黄鳥、会長!!」
黄鳥は一樹の言葉でハッとした
つぐみのことが好きな譲には一大事?
「…彼氏…」
譲はそう呟き、窓の外を見つめた