「な、なんでそう思うんですか?」



「だって、ゆずるん他の人とつぐみんの態度が違う。つぐみんに意地悪ばっかするじゃん。それって小学生の男の子が素直になれなくて好きな子ばっか虐めちゃうようなことじゃないの?」



俺って小学生レベルですか…



ここで誤魔化しても駄目だ…



俺は素直に頷いた




「やっぱりぃー、ずっとそう思ってたんだよね」



「いつからですか?」



「ん?最初っから。だって、ゆずるんの周りには女の子が彩り豊かなのにあんな普通な子連れてきたんだよ。ことりん、最初あの子のこと中学生って思ちゃった」



確かにあいつはかなり普通の女だ



強いていうなら、背が低いし、童顔だし、とても高校生には見えない




「ことりん、ゆずるんの恋応援する!!そうと決まればまずはみんなに教えなきゃ」



「え゛…みんな?」



何か嫌な予感…




「大丈夫、大丈夫!つぐみん以外の生徒会の人たちだよ。ことりん口硬いから」



十分に軽いと思いますが…



でも、応援してくれる人がいたらなんか心強いな…