チャイムが鳴る。

大翔と俺は、違うクラスだ。

俺が、1組。

大翔が、4組。

遠いけどたまにこうやって話す事がある。

大翔が暇つぶしに俺の事にくるだけの事。

でも、それが嬉しくって舞い上がる俺は馬鹿だ。

大翔は「またな〜」なんて言って自分のクラスへ帰って行った。