幼い頃の私は素直だったのかもしれない。 あのボールを受け取っていた日から、佐藤さんを好きになった、と思い込んでいた。 あの後、プログラムを一生懸命見て探しやっと名前を知ることができた。 あの人は… 佐藤 功輝 っていう名前なんだって。