2番目に出る私は、準決勝だから。 というのもあって、2面展開だったから早速試合をすることになった。 「私、あの人に勝ちましたよ!」 ヒソヒソと真美さんに自慢げに言う。 「はいはい、そー言ってると負けるかんな。」 真美さんは私の扱い方を分かっているらしく。 私は私で気を抜かないように、と気合を入れ直した。 そしてその気合と共に乱打を始める。