その日はひたすら泣きじゃくった 後から来た健斗も花も泣いていた クラスの人たちも ねぇ神様…なんで秀を連れて行っちゃったんですか? 私から秀を奪わないでよ… 私はこれからどーすればいいの… 秀がいないこの世界で何をしろと… 「唯ちゃんに健斗君、花ちゃん、あのね秀が手紙を残しておいてくれたみたいなの…。読んであげて?」 私たちはおばさんから手紙を受け取った。