外に出ると良い感じの風が吹いていた。



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【TO】

亮、いろいろとありがとね(^^;

とっても楽しかった♪

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私はそう打った後、亮に見せた。



「いや、俺のほうこそ悠里と遊んでくれてありがとうな。」



そう言った亮はニコッと微笑んだ。



私もありがとう。の意味を込めて微笑んだ。



この後、家につくまで色々な話をした。














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【TO】

私の家ここだから(^^;

ありがとね。

送ってくれて!

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「一人で寂しくないか?」


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【TO】

大丈夫だよ!

いつものことだし…(笑)
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本当はすごく寂しいけどね。



私がそう思った直後、暖かい何かに包まれた。



亮に抱きしめられた。



そう理解するまでにはあまり時間がかからなかった。



「葉月、無理するなよ?」


亮が心配そうな声で呟く。


「もし寂しくなったらいつでも俺の家に来てもいいからな?」



亮の言葉はとても嬉しかった。