制服に着替えた後、机の上にある写真立てを手に取る。



写真に写っているのは私と私の大切な親友。



いや、親友だった人。



(百合…)



朝見た夢を思い出す。



あの日の出来事は一生忘れることは出来ない。



ポタ



私の瞳から大粒の涙が溢れる。



(ごめん、ごめんなさい…)


と私は心の中で謝り続けた。