妙な沈黙が流れる。
すると、滝川くんが「俺のことは亮って呼んで。」と言った。
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【TO】
分かった!亮って呼ぶね!
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「じゃあこれから宜しくな“葉月”」
そう呟いた亮は手を私の前にだした。
握手するのかな?
私は宜しく。の意味を込めて笑顔で亮の手を掴んだ。
亮の手は男らしい手をしていた。
二人同時に手を離した。
「葉月は兄弟いるのか?」
突然聞いてくるから少し驚いた。
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【TO】
いないよ!私、一人っ子なんだぁ〜(--;)
亮は?
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「俺は4才の妹がいる。」
そういえば教室でそんなこと言ってたな。
また会ってみたいな…
「葉月明日って予定ある?」
えっ?明日は特にないなぁ…
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【TO】
予定?特にないよ!
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と答えた。