俺はちらりと隣を見た。



女の子は鞄から何かを取ろうとしている。



俺は女の子の腕を掴んだ。


女の子はびっくりしたのか目を見開いている。



「俺、この子に案内してもらうから。」



そうパンダに言った後、女の子の腕を掴んだまま廊下に出た。




歩いている途中、担任に会った。



「滝川、相川。もうチャイム鳴るぞ!教室に戻れ。」


と言われた。



だから俺は「先生。俺、この子に学校案内してもらうから。」



そう担任に伝えた後、俺はまた歩き出した。



一応女の子に「ごめん、ちょっとついてきて?」と言った。



女の子は静かに頷いた。



その仕草も可愛い。



今は授業中だから屋上に行こう。



そう考えた俺は屋上に行く階段を探した。



すると、すぐに見つかったので屋上に向かった。






亮side終わり