俺を先輩って、呼んだって事は1年って事。つまり後輩だったんだ。



「冴島先輩!あの、ありがとうございました…!
で、好きです。先輩!」



「……は?」



全く理解出来ない。どうしたら、そうなった。



只でさえ昼休み人通りが多い廊下だから
、チラチラと色んな奴らが俺らを見てくる。



「……悪いけど、無理。」



俺がそう言った瞬間、顔を下に向ける女。



……さっさと購買行かねーと食べる物無くなる。