そんな話聞きたくなくて、コイツの細い両手首を掴んで壁に押し付け強引にキスをした。
「んっ……せ、んぱいっ」
「……なんかムカつくんだけど。」
ポツリと拗ねたようにそう言うと、コイツはクスリと小さく笑った。
……その笑った顔、すげー可愛い。
と、ガラになく思ってしまった。
「大丈夫ですよ、先輩。先輩しか、恋愛感情で見てませんから。
大好きです、先輩」
「改めて言うと恥ずかしいですね」と言ってへにゃりと照れ笑いする彼女が可愛い過ぎて思わず抱き締めてしまった。
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