「あれは魔物に襲われたんだ、とにかく詳しいことは明日の17時に迎えにきてこの話をするから、準備をしときなさい。もう夢が覚めてしまうからね」


「そこで全てのことを教えてくれる?」


私は聞いた、その声はか弱く震えていることに気づいた


真実に近づけることが嬉しいのか不安で震えているのかは分からなかった


彼は私を安心させるように私の肩をポンポンと叩きいった


「全てとはいかないが教えられるとこまで教えます、ではまた明日。今は夢の世界から目覚めなさい。」



そう言うと彼はスーツの胸ポケットから何かを出した


万年筆のような見た目をしているがボールペンのようにノックで先が出そうなものであった


それを一回ふった


するとたちまち私たちがいたところがぼけていった


彼は一度お辞儀をするとそこから消え、私もそこから消えた


起きた時にはいつも通り


疲れはあまり癒えてなかったところさえも