彼は少し驚いたように、そしてまた笑顔で言った


「失礼、名前を言うのを忘れていたよ、僕の名前は星山 響也というんだ」


星山響也?


聞いたことのない名だ


「僕はね、君にこれから先のことについて話そうとおもってね」


彼は立て続けにそういった


これから先?私はこれから高校生になるからそのことだろうか?


しかし、ここはきっと夢だろう


さっき寝てしまったのだから


だとしたら、ここは話に乗るようにしたほうが楽しいだろう


「この先私は何が起こるの?」