「わかったから…もう帰りなさい」



「はーい、失礼しました〜」



隼人は潔く職員室を出て私を引っ張ったまま歩き出す



「ねぇ、隼人?」




さっきから呼んでは見るものの答えてくれない



ただ、握られた手がすごく熱いだけ




私はもう何も言わずについていった



すると隼人はいきなり立ち止まった



「え…ちょっ」



私は背中にぶつかってしまった