目を覚ますと、横には、
綺麗な顔でこちらを見つめるノア。


「、、、おはよう」


おはよう、と返すノアの顔は
すごく寂しいそうな顔だった。


「、、、ノア、ごめんなさい」
「、、、わかってるよ。でも、それでも良かったから、、」
「、、、カインには、、」
「、、、うん、言わない、、」
「でも、僕はさえが好き。それだけは、忘れないで。」


ありがとう、と伝えると、
ノアが抱きしめてくる。


「カインが、、部屋に来いって言ってたよ」

「ノア、、、ごめんね、、行ってくる」