「まさかここまで苦手だったのか…明里」


「は…はい」


暫くしてだいぶ落ち着いて来たのかため息をつき。


「悪かったな無理矢理入れちまってよ」


「大丈夫だから…それより少しお腹空かない?」


話を逸らすように話題を逸らし。


「そうだなもう昼だもんな…じゃあ何か買って来てやるからここで待ってろよ?」


それだけ言うと走っていく。


「やっぱり今日は振り回されてばっかりだなぁ」


苦笑いを浮かべ空を見上げる。