「ほら…こっちだ」 大人しく手を引かれながら着いて行く。 徐々に見えてきた場所は。 「わぁ…」 最近出来たばっかりの遊園地。 「こうゆう所きらいじゃないなら良いけどよ」 「私ここに来てみたかったの!ありがとう高橋」 よほど嬉しかったのか笑顔を浮かべながら礼を言われると顔を逸らしてしまう。 「高橋?」 「っ!」 照れ隠しなのか早歩きで中に入るのを大人しく着いて行くも。 耳が赤くなってるのを見て小さく笑う。